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夏目の第5話を見て思いついたコネタを少々・・・
親友っていいなーと羨ましそうに見る夏目さんが可愛かったです。
突発的に現れる田沼さんイカス! 途中でアニメを見始めたので田沼さんの位置関係がよく分かっていなかったのですが、なるほど、夏目さんの危機に現れるヒーロー性はもう身についていたのですね(笑)
以下コネタです。
「…親友…か」
先程見た北本と西村を思い出し、夏目はふうとため息をついた。
『言いたいことを言い合って…仲直りするって…どんな気持ちなんだろう』
今まで自分の周りには友人と呼べる存在はいなかった。早くに両親を亡くし親戚中をたらいまわしにされていたこの身では、仲良くなるヒマもなかったし、自身欲しいと思った記憶もない。だからだろうか…ようやくここに来て友人を得たものの、距離が掴めずに戸惑ってしまうのだ。
『ニャンコ先生は…ちょっと違うしな』
確かにニャンコ先生とは喧嘩もするし言い合いもする。すねる先生を宥めるためにまんじゅうを買ってやったりすることもあるが、二人の間にあるのは友情ではない。
「…いつか俺にも、できるだろうか…」
真っ青な空を見つめながら、夏目はぼそりと呟いた。
普通の「人」としてふるまうのではない、ありのままの自分を曝せる相手と…いつかであえるのだろうか?
人ざる者を見る自分。全てを吐露できる心から信頼できる友人が…
「―――夏目」
ぼんやりと空を見つめ続ける夏目の耳に、心地良い声が届いた。
振り向けば、柔らかな笑みを湛えた漆黒の髪の少年。
「―――田沼」
その顔を見た途端、夏目はふわりと笑みを浮かべた。
親友って作ろうと思って出来るものではないですよね。
言い切ってますが、ニャンコ先生との間にあるのも友情だと思います。一応「用心棒」ではありますけど。
さあ、田夏補給もしたので又頑張ります!